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日立グループがEV/PHEV向け普通充電スタンドを発売、価格は29万4000円から

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 日立コンシューマ・マーケティング、日立電線、トキコテクノの3社は2011年8月、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向けの充電スタンド「enetus(エネタス)」を発表した。出力電圧が単相200Vの普通充電スタンドで、トキコテクノ製のスタンダードタイプと日立電線製のスリムタイプを用意している(図1)。税込み価格は、最も安価なスリムタイプの「ENT-HCA」が29万400円。より高機能なスタンダードタイプの「ENT-TTA1」が42万円、「ENT-TTA2」が63万円となっている。2011年11月中旬から販売を開始する。


図1 「エネタス」のスタンダードタイプ(左)とスリムタイプ
図1 「エネタス」のスタンダードタイプ(左)とスリムタイプ 

 スタンダードタイプは、企業の駐車場、店舗、公共施設など、多くの人が集まる場所で利用できるようにロック機能を搭載している。上位機種のENT-TTA2は、液晶タッチパネルを搭載しており、最大100件までのID登録や、ID別の使用履歴の管理が可能。有線LANに接続することで通信を行うこともできる。外形寸法は、幅300mm×奥行き340mm×高さ1150mmで、重量は約50kg。

 スリムタイプは、家庭や個人事業者など向けとなっている。外形寸法は、幅290mm×奥行き115mm×高さ1105mmで、重量は約10kg。奥行きが115mmと薄型であることから、狭いスペースに設置できることを特徴としている。その一方で、充電コネクタやケーブルを充電スタンド本体に収納することが可能だ。

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