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人を検知してライトを当てる、東芝がLED照明システムのデモを披露TECHNO-FRONTIER 2012 電源設計

東芝 セミコンダクター&ストレージ社は、人のいる場所を検知してその方向にLED照明を向けたり、周囲の明るさを検知してLED照明を調光したりするシステムのデモンストレーションを行った。

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 東芝 セミコンダクター&ストレージ社は「TECHNO-FRONTIER 2012(テクノフロンティア2012)」(2012年7月11〜13日、東京ビッグサイト)で、人のいる場所を検知して、その方向にライトを向けるLED照明システムのデモを披露した(図1)。


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図1 LED照明システムのデモ LED照明が人のいる方向に動く。

 このシステムは、LEDドライバIC、モータードライバIC、ミックスドシグナルコントローラIC、マイコン、センサーで構成されている(図2)。ミックスドシグナルコントローラICは、明るさを検出する照度センサーや人の動きを検知する焦電センサーからの信号を検出し、検出結果をマイコンに伝達する。マイコンがそれを基に人の位置情報をモータードライバICに伝送すると、モータードライバICがステッピングモーターを駆動して、人のいる方向にLEDを向ける。照度センサーの信号もミックスドシグナルコントローラICを介してマイコンに送られ、マイコンは周囲の明るさに応じてLEDを調光する。なお、同システムに使用するマイコンは、32ビットクラスの汎用マイコンで十分だという。

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図2 LED照明システムのブロック図

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