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マイコンにも言語力が必要!?マイコン入門!! 必携用語集(7)(2/4 ページ)

マイコンが実行する命令はROMなどのメモリの中に0/1のパターンで格納されています。しかし、0/1のパターンではユーザーが何の命令なのか分かり難く、不便です。そこで、0/1のパターンに言葉を定義して、ユーザーはその言葉を使ってプログラムを作ります。その言葉を“プログラム言語”と呼んでいます。言い換えると、ユーザーはプログラム言語をマスターしていないと、マイコンのプログラムを作れないことになります。プログラム言語にはいくつか種類があります。今回は、それらを説明します。

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マシン語(機械語)

 STマイクロエレクトロニクスのマイコン「STM32」に搭載されているCPUのCortex-M3を使って、「レジスタ8の値と1を加算して、再びレジスタ8に格納する」命令を説明します。命令の意味を表すパターンは[1111 0001]です。このパターンがくると「汎用レジスタの値と12 ビットの数値を加算して、汎用レジスタに格納する」の意味になります。その次に格納先の汎用レジスタの番号8に相当する2進数の[0000 1000]が続きます。演算元の数字もレジスタ8に入っているので、再び[0000 1000]が続きます。そして最後に加算する数の1、すなわち[0000 0001]がきます。これらをまとめると[1111 0001 0000 1000 0000 1000 0000 0001]となり、この0/1のパターンが「レジスタ8の値と1を加算して、再びレジスタ8に格納する」命令になります(図1参照)。この0/1のパターンをマシン語(機械語)と呼びます。また、マシン語がROMなどのメモリに格納されたパターンをオブジェクトと呼びます。


【図1】マシン語の例 (クリックで拡大)

 全てのプログラミング言語で書かれたプログラムは、最終的にこのマシン語に変換されないとマイコンは実行することができません。

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