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上限温度125℃まで向上したパワーインダクター太陽誘電

太陽誘電は、メタル巻線チップパワーインダクターに、「MBKK1608H」「MBKK2012H」「MBMK2520H」「MBPK3225H」を追加した。使用温度範囲の上限温度を125℃まで向上した。

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 太陽誘電は2016年3月、メタル巻線チップパワーインダクター「MCOIL MB」シリーズに、「MBKK1608H」「MBKK2012H」「MBMK2520H」「MBPK3225H」を追加すると発表した。スマートフォンのRF(高周波)フロントエンド部やカメラモジュールなど、安定性が必要とされる電源回路向けのチョークコイルに適しているという。

使用温度範囲の上限温度を向上

 今回追加された新製品は、MCOIL MBシリーズの内部構造を見直したことで、使用温度範囲の上限温度が従来の105℃から125℃まで向上している。温度変化に伴う特性変動が少ないため、電源回路がより安定するとしている。


メタル巻線チップパワーインダクター「MCOIL MB」シリーズ

 サンプル価格はいずれも50円で、2016年2月より量産を開始する。サイズは、MBKK1608Hが1.6×0.8×1.0mm、MBKK2012Hが2.0×1.2×1.0mm、MBMK2520Hが2.5×2.0×1.2mm、MBPK3225Hが3.2×2.5×1.4mm(高さは最大値)である。

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