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雌雄同形のコネクター、コスト低減に貢献へ:日本モレックス Ditto電線対電線用コネクター
日本モレックスは、家電や照明機器など低電流の中継接続用途向け「Ditto電線対電線用コネクター」を発表した。雌、雄の区別がない相互接続システムのため、1種類のコネクターで相互接続ができる。
AWG26〜20のワイヤサイズに対応
日本モレックスは2016年8月、家電や照明機器など、低電流の中継接続用途向けに、「Ditto 電線対電線用コネクター」を発表した。同形状の2つのコネクターを上下反転させて嵌合する雌雄同形の相互接続システムのため、1種類のコネクターで相互接続ができる。これにより、コスト低減と作業効率の向上に貢献するという。
同コネクターは、極性付きハウジングとハウジングの上下両面に装備した2つのポジティブロック機構を採用。厳しい使用条件下でも、確実なコネクター嵌合を保持できる。ワイヤサイズは、AWG26〜20(直径0.405〜0.812mm)に対応している。
ラインアップは、ポジティブロック機構を搭載した3.00mmピッチの「150170」「150201」シリーズ、フリクションロック機構を備えた2.50mmピッチの「36877」シリーズの3種となる。各シリーズとも2〜8極までを用意し、150201シリーズは国際安全基準(IEC/EN 60335-1第5版)のグローワイヤ試験に適合している。
また、サブアセンブリー製品として、長さ150mm、300mmワイヤの片側にコネクター(36877シリーズ)を取り付けたピッグテール製品「150207」シリーズも提供する。
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