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リフロー実装対応、音圧100dBの車載用圧電ブザー:村田製作所 PKMCS1818E20A0-R1
村田製作所は車室内の警報、報知音向けに表面実装型(SMD)圧電ブザー「PKMCS1818E20A0-R1」の量産を開始した。同社従来品の約4倍となる100dBの音量、音圧を達成している。
リフロー実装に対応
村田製作所は2017年1月、車室内の警報・報知音向けに、表面実装型(SMD)圧電サウンダ(ブザー)「PKMCS1818E20A0-R1」の量産を開始した。同社従来品の約4倍となる100dBの音量・音圧を可能にしている。圧電ブザーは、電気的信号によって振動する圧電特性を利用し、音源部を振動させて発音する部品だ。同製品は、表面実装型の圧電ブザーとしては「世界最高」という100dB(2kHz時)の音圧レベルを達成したという。動作温度範囲は−40〜105℃で、車室環境温度に対応した。
サイズは18×18×8.0mmで、質量は1g以下と軽量。磁石やコイルを使用しない構造を採用し、電磁ノイズによる周辺回路への影響を抑えた。リフロー実装に対応し、従来型ブザーで発生していた実装状態のばらつきによる実装異常や異音の問題を解消した。
サンプル価格は1個220円、最小受注単位は250個で、330mmのエンボステーピング梱包に対応する。同社では、自動車の警告音や報知音用のブザーとして、スピードメーターやパワースライドドア、パーキングアシストシステムなどで利用を見込んでいる。
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