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激安レーザーダイオードでレーザーポインターを作ってみたWired, Weird(1/3 ページ)

今回は安価なレーザーダイオードを使ったレーザーポインターを作ってみたので、その作り方を紹介する。

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材料費は130円以下!?

 レーザーダイオードが激安価格でネット販売されていた。10個でなんと245円だった。価格設定からしてレーザーダイオードの規格外品と思われるが、買い得なので、即購入した。何に使おうかと迷ったが、やはりレーザーダイオードと言えばレーザーポインターだろう。

 というわけで、今回は安価なレーザーダイオードを使ったレーザーポインターを作ってみたので、その作り方を紹介する。


100円のスリムLEDライトを応用

 まずは購入した“激安レーザーダイオード”と、作成したレーザーポインター本体を図1に示す。

図1:購入した“激安レーザーダイオード”(左)と、作成したレーザーポインター本体

 図1左は購入したレーザーダイオードで6φ(=直径6mm)の赤色レーザーだ。図1右のポインター本体は、100円ショップで販売されているスリムLEDライト(以下、スリムライト)の筐体を利用した。またスリムライトには3.3Vの昇圧回路が入っており単3型乾電池(以下、単3電池)1本で白色LEDを点灯させる優れもので転用している。レーザーポインターを安く作ることができたのは、100円ショップのスリムライトと激安のレーザーダイオードのおかげだ。

まずは、スリムライトを分解

 さっそく作り方を説明する。まずはスリムライトを開けて、電池部と発光部を分離する。図2に示す。


図2:スリムLEDライト。左側が電池部、右側が発光部

 図2左が電池の格納とスイッチ部でここに単3の電池が入る。図2右が発光部で電圧の昇圧回路とLEDが搭載されていた。図2右をさらに分解する。図3に示す。


図3:発光部を分解。ケース、ライトの透明カバー、ライトの光ガイド、2枚の基板(昇圧基板/表示基板)、基板の押さえ金具 (クリックで拡大)

 図3は発光部のケース、ライトの透明カバー、ライトの光ガイド、2枚の基板(昇圧基板と表示基板)、基板の押さえ金具に分離された。この押さえ金具で電池のマイナス端子とLEDのリードを、電池ケースを通して接触させていた。この押さえ金具を外すのに少し手間がかかった。

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