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消費電流0.4μAの降圧DC-DCコンバーター:リコー電子デバイス RP514、RP515シリーズ
リコー電子デバイスは、バッテリーモニター機能が付いた、IoT機器向け降圧DC-DCコンバーター「RP514」「RP515」シリーズを発売した。無負荷時の消費電流が0.4μAと極めて低く、バッテリーの長寿命化に貢献する。
リコー電子デバイスは2019年1月、バッテリーモニター機能が付いた、IoT(モノのインターネット)機器向け降圧DC-DCコンバーター「RP514」「RP515」シリーズを発売した。1000個購入時のサンプル価格(税別)は、RP514が250円、RP515が300円。量産は同年3月からを予定している。
入力電圧範囲は1.8〜5.5Vと広く、無負荷時の消費電流は0.4μA(DC-DC部が0.3μA、バッテリーモニター部が0.1μA)で、機器のバッテリー寿命を延ばす。出力電流は、RP514が100mA、RP515が300mAだ。出力電圧は1.0〜4.0V、出力電圧精度は±1.5%となっている。
外付け抵抗が不要に
また、バッテリー電圧をモニターできる端子を備えているため、少ない外付け部品と、わずかな消費電流で高精度にバッテリー電圧を監視する。モニター可能な電圧は、バッテリー電圧の3分の1もしくは4分の1を選択できる。オートディスチャージ機能の有無も選択可能だ。なお、両シリーズでは、外付け抵抗が不要になった。
パッケージは、1.45×1.48×0.4mmのWLCSP-9-P2と、2.50×2.70×0.6mmのDFN(PLP)2527-10(開発中)を採用しており、実装面積の縮小に貢献する。
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