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あれもこれも部品が壊れている…… バッテリーを逆接した基板の修理(2)Wired, Weird(3/4 ページ)

前回に引き続き、『バッテリーを逆接してしまった』という12V水中ポンプ用ポンプコントローラー基板の修理の様子を報告する。

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実装されていた部品を振り返る

 この基板に実装された部品の関連写真を図7に示す。

図7:電源の選択スイッチ(左)、表示灯と操作スイッチ(右)

 2つのICを取り外した写真を図8に示す。

図8:IC2「MC4093」(左)と、IC1「MC33035」(右)を取り外した様子

 モータードライバのMC33035はシングルチップでブラシレスの3相モーターをコントロールできるICでかなり便利なICだった。参考までにMC33035のデータシートに記載されたICの動作表を図9に示す。


図9:「MC33035」のデータシートに記載されていたICの動作表

 破損が確認された2個のICは交換し、交換後のICは正常に動作していた。このままでポンプをつないで基板が動作できる確率は五分五分かなと思いつつ修理した基板を依頼主へ送り返した。

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