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逆潮流やマルチ相対応のプログラマブル交流電源:エヌエフ回路設計 DPシリーズ
エヌエフ回路設計ブロックは、プログラマブル交流電源「DP」シリーズとして、大容量交流電源5機種を発売した。回生、逆潮流対応製品や、マルチ相対応製品などをラインアップしている。
エヌエフ回路設計ブロックは2020年1月、プログラマブル交流電源「DP」シリーズとして、インバーターやモーター開発に適した大容量タイプを発売した。単相の「DP160LS」(16kVA)、マルチ相の「DP240LM」(24kVA)、「DP360LM」(36kVA)、単相、回生・逆潮流対応の「DP150RS」(15kVA)、「DP180RS」(18kVA)の5機種となる。
DPシリーズは、安定した電力を供給する交流電源で、品質保証や試験機関、製造ラインなどで活用されている。今回新たに、大容量試験用交流電源のニーズに対応するため、インバーター、モーター試験時の回生電力発生や系統連系模擬試験に適した回生/逆潮流対応製品、一筐体で単相、単相3線、三相の出力形式を切り替えられるマルチ相対応製品をラインアップした。
低ひずみ、高品位波形を出力
AC(直流)、DC(交流)のいずれも出力可能で、電源入力は三相3線、三相4線から選択できる。出力安定度が高く、低ひずみ、高品位波形を出力可能。計測機能や電源リミッター機能を備えており、シーケンス、電源変動試験、クリップ正弦波、任意波を出力できる。
価格は、DP160LSが595万円、DP240LMが1060万円、DP360LMが1480万円、DP150RSが640万円、DP180RSが770万円(各税別)。コントロールソフトウェアを標準で添付する。
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