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セルラーIoT向けテストプラットフォーム、キーサイト:E7515R UXM 5G
キーサイト・テクノロジーは、5G RedCapを含めたセルラーIoT用デバイス向けのワイヤレステストプラットフォーム「E7515R UXM 5G」を発表した。設計および開発の初期段階から製造まで、セルラーIoT開発のワークフロー全体をサポートする。
キーサイト・テクノロジーは2023年2月、5G(第5世代移動通信) RedCapを含めたセルラーIoT(モノのインターネット)用デバイス向けのワイヤレステストプラットフォーム「E7515R UXM 5G」を発表した。既に出荷を開始している。
同プラットフォームは、セルラーIoT技術を用いたプロトコル、RF(無線周波数)、機能テスト向けに特化している。NB-IoT(狭帯域IoT)、LTEカテゴリーM、LTE Cat-1bisに加えて5G RedCapをサポートした。フルスペックの5Gデバイスのテスト向け機能は付属しないが、RedCap仕様に合理化した機能を搭載する。
既存プラットフォームと同一のハードウェアアーキテクチャを使用
同社の既存プラットフォーム「E7515B」と同じハードウェアアーキテクチャ上に構築されているため、E7515Bのユーザーは、なじみのある操作方法でE7515Rを使用できる。
RedCap端末開発では、設計および開発の初期段階から受け入れテスト、認証テスト、製造、修理までのワークフロー全体をサポートする。
5G RedCap仕様は、5G機能の一部を制限したワイヤレスデバイスに対応。簡素化した仕様で消費電力も少なく、産業用センサーやスマートウォッチなどに適する。
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