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マイコンに搭載されているセンターアラインPWMって何?Q&Aで学ぶマイコン講座(87)(3/6 ページ)

マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、中級者の方からよく質問される「マイコンに搭載されているセンターアラインPWMって何?」についてです。

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センターアラインPWMコントローラーの構成

 次に、センターアラインPWMコントローラーの構成について説明します(図3

<strong>図3:簡略化したセンターアラインPWMのブロック図</strong>
図3:簡略化したセンターアラインPWMのブロック図[クリックで拡大]

 センターアラインPWMコントローラーは、以下のコンポーネントで構成されています。

  • タイマーカウンタレジスタ:タイマーのカウント値保持に使用されるレジスタ。タイマーカウンタレジスタはカウンタの値が増える動作(アップカウント動作)もしくは、カウンタの値が減る動作(ダウンカウント動作)をします
  • 周期レジスタ:PWMの出力周期の値を設定するために使用されるレジスタ
  • 比較レジスタ:PWMの出力デューティの値を設定するために使用されるレジスタ
  • 比較器:タイマーカウンタのアップカウント動作/ダウンカウント動作を切り替える判定処理およびPWM信号の生成に使用
  • PWM出力FF(フリップフロップ):比較器からのPWM出力値を保持するために使用
  • アップ/ダウン方向FF(フリップフロップ):タイマーカウンタレジスタのカウンタ値を+1する(アップカウント動作)か、-1するか(ダウンカウント動作)を記憶するために使用

エッジアラインPWM/センターアラインPWMコントローラーの構成の違い

 エッジアラインPWMとセンターアラインPWMの構成で決定的に違うところは「アップ/ダウン方向FF(フリップフロップ)」の有無です。これはセンターアラインPWMにしかありません。アップ/ダウン方向FF(フリップフロップ)が0か1かによって、タイマーカウンタレジスタのカウント動作(カウンタ値を+1するアップカウント動作/−1するダウンカウント動作)が変わります。

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