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【問題】GaNパワートランジスタの特長は?:クイズで学ぶ! 半導体の基礎知識(1/2 ページ)
EDN Japanの記事からクイズを出題! 半導体/エレクトロニクス技術の知識を楽しく増やしていきましょう。今回の問題は「GaNパワートランジスタの特長」についてです。
EDN Japanの記事からクイズを出題! 半導体/エレクトロニクス技術の知識を楽しく増やしていきましょう。
パワー半導体では、主流のシリコン(Si)パワー半導体(Si-IGBTやSi-MOSFET)の性能向上に限界が見え始めている中で、物性値そのものがSiを大きく上回る化合物半導体に注目が集まっています。
その代表格の1つが窒化ガリウム(GaN)で、バンドギャップ、絶縁破壊電界、電子移動度、飽和電子速度の全てでSiを上回り、高耐圧かつ低オン抵抗化、高速スイッチングが実現できると期待されています。
それでは、GaNパワー半導体の基礎知識について、クイズで確認してみましょう。
問題
GaNパワー半導体で実用化が進んでいるのは、AlGaN(窒化アルミニウムガリウム)/GaNのヘテロ構造をSi基板上に形成する「横型」です。
下記はAlGaN/GaN構造のGaNパワートランジスタの特長です。A〜Fに当てはまる言葉を、選択肢から選んでください。
- 低ゲート入力電荷(低Qg)、低出力容量(Co)で、[ A ]が可能
- [ B ]がゲート部のPN接合で決まり、温度依存性が極めて小さい
- オン抵抗は正の[ C ]をとる
- ドレイン/ソース間にPN接合がないため[ D ]がゼロ
- 電流経路が横型なため[ E ]が小さく、熱耐性が極めて小さい
- しきい値電圧が1V程度で、[ F ]などによる誤動作防止に注意が必要
選択肢
1.しきい値電圧
2.温度依存性
3.高速スイッチング
4.リカバリー電荷
5.ノイズ
6.体積熱容量
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