ニュース
車載USB 3.2とDisplayPortを強化、Diodesのリタイマー:自動車スマートコックピットに
Diodesのビットレベルリタイマー「PI2DPT1021Q」は、車載スマートコックピット向けにUSB 3.2およびDisplayPort 1.4の高速接続を実現するという。
Diodesのビットレベルリタイマー「PI2DPT1021Q」は、自動車向けスマートコックピットおよびインフォテインメントシステムにおいて、高速USBおよびDisplayPort(DP)の接続性を実現する。10Gビット/秒(bps)の双方向通信を可能にするこのデバイスは、さまざまな車載USB Type-Cアプリケーション向けにUSB 3.2およびDP 1.4規格をサポートする。
このリタイマーは4:4チャネル構成で、I2C経由でさまざまなモードに設定できる。具体的には4レーンDP、2レーンDPと1レーンUSB 3.2 Gen 2、または1レーンもしくは2レーンのUSB 3.2 Gen 2に対応する。AEC-Q100 Grade 2に準拠し、動作温度範囲は−40℃〜+105℃だ。
信号の完全性を維持するため、受信側の適応型イコライゼーションを備えていて、5GHzにおいて最大−23dBのチャネル損失を補償。また、信号入力から出力までのレイテンシーは1ナノ秒未満と低く、USBおよびDPデバイス間の良好な相互運用性を確保する。そのほか、ジッタークリーニング、適応型連続時間線形イコライザー(CTLE)、および調整を選択できる3タップのトランスミッターなどの機能を備えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
高速化だけじゃない、計測面でも変わるUSB3.0
2008年11月に策定されたUSB3.0。データ伝送速度は、USB2.0でも使用されているLow Speed、Full Speed、High Speedに加え、5Gビット/秒のSuper Speedが加わった。また、物理層も大幅に変更されている。こうなると、大きな影響を受けるのが計測面だ。本稿では、USB2.0との違い、そして計測面では何が変わるのかについて解説する。
USB前夜から振り返りつつ、これから世界を席巻する「USB Type-C」を知ろう
「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2015年3月号を発行しました。Cover Storyは、「これから世界を席巻する!? USB Type-Cを知る」です。2015年半ばから急速に普及すると期待される新しいUSBコネクタ「Type-C」を、これまでのUSBの歴史を振り返りながら紹介しています。その他、これからのSoC設計に関する技術解説記事、「Newニンテンドー3DS LL」の分解記事なども掲載しています。
車載USB3.2対応基板対ケーブルコネクター
日本航空電子工業は、USB3.2伝送に対応した車載向け基板対ケーブルコネクター「MA07」シリーズの販売を開始した。最大データ転送速度は20Gビット/秒となっている。
USB機器をLANでつなぐ
USBは2点間を結ぶ優れたインターフェースだが、USB over IPの実装には課題が多い。
ビデオインターフェース最前線
地上放送などに代表されるコンテンツのデジタル化に伴い、ビデオインターフェースのデジタル化が進んでいる。このデジタルビデオインターフェースのデファクトスタンダードを狙い、HDMI、DisplayPortなどの規格が争っている。これらの規格の特徴とそれぞれが抱える課題をまとめることで、次期ビデオインターフェースでいずれの規格が主導権を握るのか占ってみたい。
USB Power Deliveryとは
USB PDって最近、よく耳にするようになりました。正式には、「USB Power Delivery」と呼び、これまでに以上にUSB経由で大きな電力をやりとりできる規格なのです。USB PDが普及すれば、世界中のコンセントも、USBコネクタになるかもしれないのです。今回は、世界を変えるかもしれないUSB Power Deliveryとは、どのようなものか、読みやすいPDF形式の電子ブックレットでご紹介します。
