48V対応の次世代EV向け検出スイッチ、アルプスアルパイン:従来品から容易に置き換え可能
アルプスアルパインは、48V電源化が進む次世代EV向けの車載検出スイッチ「SPVQK」シリーズを販売開始した。最大定格52Vに対応していて、48V電源環境に直接対応できる。
アルプスアルパインは2026年7月、48V電源化が進む次世代電気自動車(EV)向けの車載検出スイッチ「SPVQK」シリーズを販売開始した。同年6月から中国の無錫工場で量産を開始している。
同製品は、最大定格52Vに対応。変圧機器を介さずに、次世代車両で採用が進む48V電源環境に直接対応できる。回路構成の簡素化や設計自由度の向上に寄与する。
スイッチ投入時に生じる突入電流に対応するため、独自の接点構造を採用した。突入電流への対応値は最大3Aピーク(C負荷)で、従来品「SPVQ8」の最大0.1Aピーク(C負荷)を上回る。接点の摩耗や劣化を抑え、長期的な接触信頼性を確保する。従来必要だったチップ抵抗などの外付け部品も不要だ。
過電流18Aに耐性
過電流18A(5分)への耐性を備えた。動作寿命は30万回で、防塵、防水構造はIP6K7に対応する。SPVQ8と同一の外形を採用していて、容易に置き換えられる。
主な仕様は、回路数および接点数が各1つ、端子形状が圧入(ノーマルタイプ)およびFor Lead、作動力が1.4±0.5N、回路がN/O、本体形状が片側ボスになる。外形サイズは5.3×8.3×6.5mm、最大定格は0.1A 52V DC、初期接触抵抗は500mΩ以下だ。
同社は、ドアラッチやシートベルトバックル、電動パーキングブレーキ、コラムシフターなど車載機器の各種検知用途を見込む。スマートロックや白物家電、便座開閉検出など、民生分野での検知用途にも対応する。
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