Diodesの車載用整流ダイオード、独自技術で損失低減:低順方向電圧と低逆漏れ電流を両立
Diodesは、低順方向電圧と低逆漏れ電流を特長とする車載向け整流ダイオード「Field-Plated Super Barrier Rectifier(SBRFP)」4製品を投入した。
独自「Field-Plated Super Barrier Rectifier(SBRFP)」技術
Diodesの車載向け整流ダイオード「Field-Plated Super Barrier Rectifier(SBRFP)」4製品を投入した。低い順方向電圧と低い逆漏れ電流を特徴とし、車載電源システムの電力損失や発熱の低減に貢献する。従来のショットキーバリアダイオードやPN接合ダイオードからの置き換えに対応する。
新製品は、定格電流2A品の「SBRFP2M60P1Q」と「SBRFP2M60SAFQ」、3A品の「SBRFP3M60SAFQ」、8A品の「SBRFP8A60P5Q」の4製品だ。MOS製造プロセスをベースとする独自のSBRFP技術を採用し、従来のショットキーバリアダイオードやPN接合ダイオードの課題である順方向電圧と逆方向漏れ電流の低減を図った。
8A品のSBRFP8A60P5Qは、8A通電時の順方向電圧が最大0.55Vで、大電流用途における導通損失を抑制する。また、SBRFP2M60P1QとSBRFP3M60SAFQは、25℃における逆方向漏れ電流の最大値がそれぞれ12μA、7μAとなっている。これらの特性によって、電力変換効率の向上や熱負荷の軽減が期待できる。
アバランシェエネルギー耐量は製品によって異なり、最大145mJ。車載電気システムで発生するサージやロードダンプなどの過渡現象への耐性を高めた。動作接合部温度範囲は−55〜+175℃で、厳しい温度環境での使用に対応する。
SBRFPファミリーの価格は、1000個購入時の単価で0.08〜0.26米ドルだ。
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