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外付け部品4個のDC-DCモジュール、700mA出力で反転/昇圧/昇降圧に対応可能リニアテクノロジー LTM8045

リニアテクノロジーの電源モジュール「μModuleシリーズ」の新品種「LTM8045」は、インダクタやパワースイッチ、DC-DC制御ICを内蔵しており、4個の受動部品を外付けするだけで最大700mA出力の電源として機能する。しかも、反転/昇圧/昇降圧のいずれのトポロジーにも構成可能だ。

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 リニアテクノロジーは2013年2月、DC-DCコンバータモジュール「LTM8045」を発表した。同社のμModule シリーズの新品種で、DC-DCコントローラICやインダクタ、パワースイッチを1つのパッケージに内蔵した製品である。外部に抵抗とコンデンサをそれぞれ2個接続するだけで、出力電圧が2.5〜15VのSEPIC(Single-Ended Primary Inductor Converter)あるいは−2.5V〜−15Vの反転コンバータとして機能する。最大出力電流は±2.5V時に700mA、±15V時に375mAである。入力電圧範囲は2.8〜18Vと広い。

 LTM8045は、通信機器や画像処理装置、携帯型のテスト装置などにおけるPOL(Point of Load)レギュレータに向く。1000個購入時の参考単価は6.97米ドルである。

 スイッチング周波数範囲は200k〜2MHzで、外付け抵抗の値で調整できる。動作温度範囲が−40〜+125℃、−55〜+125℃と異なる仕様の品種を用意した。パッケージは外形寸法が6.25×11.25×4.92mmのBGAである。

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