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LTE-Advanced Category 6にも対応、アジレントのワイヤレステストセットアジレント Agilent E7515A

「Agilent E7515A UXMワイヤレステストセット」は、4G(第4世代)およびそれ以降の無線通信規格向けチップセットや端末機器の機能試験、RF設計検証に適したシグナリングテストセットである。「LTE-Advanced Category 6」およびそれ以降の規格にも対応することが可能な製品アーキテクチャを採用している。

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 アジレント・テクノロジーは2014年2月、4G(第4世代)およびそれ以降の無線通信規格向けチップセットや端末機器の機能試験、RF設計検証に適したシグナリングテストセット「Agilent E7515A UXMワイヤレステストセット」を発表した。「LTE-Advanced Category 6」およびそれ以降の規格にも対応することが可能な製品アーキテクチャを採用している。

 E7515Aは、LTE(Long Term Evolution)/LTE-Advanced規格に対応するチップセットおよび端末機器の設計検証に加え、ダウンリンク速度が最大300Mビット/秒のLTE-Advanced Category 6についても、現実に近い環境で双方向の性能検証を行うことができるという。また、複雑な受信試験や、信頼性の高い送信試験も行うことが可能だ。さらに、複雑なハンドオーバーシナリオや、VoLTE(ボイスオーバーLTE)といったネットワークエミュレータ機能をサポートしており、詳細な機能試験にも対応することができる。


シグナリングテストセット「Agilent E7515A UXMワイヤレステストセット」

 この他、これからの無線通信で実用化されるとみられるアンテナ技術や搬送波、データレートなどにも対応できる製品アーキテクチャを採用しているのも特長の1つだ。例えば、独立して動作する100MHzのRF送受信機を2個搭載している。このため、複数のセル、キャリアアグリゲーション、4×2までのMIMO、フェージングなどに対応することができる。内蔵したプロセッサのアップグレードや拡張スロットを活用した機能追加なども可能である。E7515Aの価格は個別見積りとなっている。

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