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闇夜の心強い味方“ココライト”の作り方Wired, Weird(3/3 ページ)

今回は、周囲が暗くなると数秒に1回、優しく光るオリジナルライト“ココライト”の仕組みと作り方を紹介する。暗闇でもあると安心なこのライト。ご両親などへのプレゼントにも最適です。

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最新の100円 LEDライトを使った作製方法

 また動画と図3のライトが違うことも読者は気づいたと思う。4年前は図3のライトを使って、“ココライト”を作ったが、図3のライトではスイッチ部を取り出すのはかなり大変な作業だった。最近はスイッチ部が取り出しやすい構造のライトが販売されていて、最新のライトを使って“ココライト”の改造を行った。動画で使ったライトの製作手順を説明する。まずはライトの分解写真を図5に示す。


図5 ライトの分解写真

 このライトは手で持つ部分が柔らかいプラスティックだが、ランチャーライトに比べると直径が少し太めだ。スイッチのヘッド部をバネの方からのぞくとケースに溝が切ってあり、スイッチ部のモールドをラジオペンチでつまんで左に回すとスイッチ部が取り外せる。このスイッチの金具の両端に図2の基板をハンダ付けする。この写真を図6に示す。


図6 基板をハンダ付けした様子

 図6の黄色の丸印[2カ所]をスイッチ端子にハンダ付けするが、バネ側を図2の(−)側に接続する。なお、基板のフォトトランジスタに光が入るようにヘッド部の黒のゴムカバーを外し、代わりに透明のプラスティックシートを入れ、左のスイッチ部を逆にしてヘッド部へ締め込む。なお、このライトには単4電池が3本必要だ。ケースに電池3本を入れ矢印方向に向きを合わせライトのボディ部へ電池ケースを入れてヘッド部を本体に締め込む。これで“ココライト”は完成だ。

 夜寝る時に部屋を暗くすると“ココライト”が瞬灯するが、このやさしい光を眺めながら筆者も就寝している。この光で、『夜間に地震が起きて停電になっても大丈夫』と思えば、安心して眠れるだろう。

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