ニュース
監視カメラの表示テストが可能なIPカメラテスター:リーダー電子 IPC-8600
リーダー電子は、IPカメラテスター「IPC-8600」の販売を開始した。各種監視カメラの表示テストが可能で、画像の静止画記録、動画記録、動画再生もできる。サイズは24×17×5cm、重さは1.2kg。8インチタッチパネルを採用し、16時間駆動するという。
リーダー電子は2016年2月1日、IPカメラテスター「IPC-8600」を販売した。IP、SDI、AHD、TVI、CVI、アナログ、Wi-Fiの各種監視カメラの表示テストが可能で、画像の静止画記録、動画記録、動画再生もできるという。
各種HD表示が可能
IPC-8600は、IPカメラ、SDI、アナログHDのAHD ver2、TVI、CVIは1080のHD表示ができる。IPは、イーサネットケーブルテストやIPアドレス、ポート番号を検索する機能、Pingテスト、ONVIF自動認識、ブラウザによる表示、内部バッテリーからPoEカメラ駆動、PoEカメラの駆動時の電圧表示をする。
アナログカメラに関しては、ビデオレベルメーター(ビデオピーク、シンクレベル、バーストレベル測定)を搭載しており、カメラとケーブルの不具合の切り分けができる。
また、トーンケーブル検索機能によって、BNCケーブルとイーサネットケーブルの接続場所を探し出す。TDRケーブル線長計は、BNCやイーサネットのケーブルの長さを測定できる。サイズは24×17×5cm、重さは1.2kg。8インチタッチパネルを採用し、16時間駆動する。価格は8万7000円からで、オプションにより、SDI入力、光パワーメーター、可視光光出力、デジタルマルチメーターなどにも対応するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- LEDを光センサーとして使用した自動点灯回路
LEDに光を照射すると、大きな起電力が発生する。この光起電力効果を利用し、LEDを光センサーとして使う自動点灯回路を紹介する。 - 小電流電源の試験に適した定電流負荷
市販の電子負荷機器の多くは、電流値が少ないスイッチ電源の試験において精度面で問題が生じる場合がある。今回は、この問題に対する解決策の一案として、定電流負荷回路を紹介する。 - 入力インピーダンスの高いアンプの静電気保護
オペアンプICはさまざまな半導体メーカーから供給されており、いずれも入力バイアス電流や入力オフセット電流が低く抑えられている。しかし、オペアンプ回路を計測用センサーにケーブル接続する際に発生するESD(静電気放電)の対策が難しい。今回は、その弱点を解決する回路を紹介する。 - 消費電流がマイクロアンペア台と少ないタイマー回路
今回はマイクロプロセッサ、液晶ディスプレイ、32.768kHz水晶振動子を各1個とわずかな部品で簡単に構成したカウントダウン・タイマーを紹介する。電池を注意深く選択し、マイクロプロセッサの低電力モードを入念に開発することで消費電力を最小にし、電池寿命を最大にすることができる。