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熱設計を簡素化する低損失ダイオードブリッジ整流器:リニアテクノロジー DC2465
リニアテクノロジーは、低損失3相理想ダイオードブリッジ整流器「DC2465」を発売した。ダイオードの置き換えにより、6個の低損失NチャンネルMOSFETを駆動する。
リニアテクノロジーは2016年5月、低損失3相理想ダイオードブリッジ整流器「DC2465」を発売した。
DC2465は、3相整流器で使用していた6個のダイオードを3個の理想ダイオードブリッジコントローラ「LT4320」に置き換え、6個の低損失NチャンネルMOSFETを駆動する。従来の3相整流器は、ダイオードで電圧降下が生じ、数アンペアの負荷電流でも大きな電力を消費していた。同製品は、電力損失と電圧損失が大幅に低減したため、電力効率が向上し、小型で費用対効果に優れた電源でシステム全体を動作できる。
ライン間動作電圧9〜48VAC
周波数は最大400Hzで、ライン間動作電圧は9〜48VAC(RMS)。最大出力電圧は70VDC、強制エアフローなしの最大負荷は25Aとなっている。また、9V入力での効率は、ダイオードブリッジで84%、アクティブブリッジでは97%まで向上。発熱を最小限に抑えることで、熱設計を簡素化するという。
8ピンのMSOP/PDIP/DFNパッケージで提供され、参考単価は125米ドルである。
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