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高度な光制御機能を提供するDLP PicoコントローラーTI DLPC347x

日本テキサス・インスツルメンツは、3Dスキャナーや3Dプリンタ製品向けに高解像度と高度な光制御機能を提供する、DLP Picoコントローラー「DLPC3470」「DLPC3478」「DLPC3479」を発表した。

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μmからサブmmの解像度を提供

 日本テキサス・インスツルメンツは2018年7月、3Dスキャナーや3Dプリンタ製品向けに高解像度と高度な光制御機能を提供する、DLP Picoコントローラー「DLPC3470」「DLPC3478」「DLPC3479」を発表した。歯科用のスキャナー装置や3Dモデリング、ロボティクス向けの3Dビジョン用途に適している。


DLP Picoコントローラー「DLPC347X」イメージ

 同コントローラーは、13×13mmのNFBGAパッケージを採用。小型ながら、マイクロメートルからサブミリメートルの解像度を提供する。3Dスキャナーや3Dプリンタ製品の開発設計をより小型化、高精度化する。

 また、これまで産業用グレードのみに採用していた高精度の光制御機能を追加した。これにより、3Dプリントされた物体をマイクロメートルレベルの精度でキャプチャーし、405〜2500nmまでの波長でパターンとピクセルを制御することにより、高品質の3Dプリントを可能にする。

 DLPC347Xを対角線0.2〜0.47型のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)製品の1つと組み合わせることで、電池動作やハンドヘルドなど開発製品の幅がさらに広がる。

 量産前のサンプルは、DLPC3470、DLPC3478が同年第3四半期に、DLPC3479は2019年第1四半期に供給予定。1000個購入時の参考単価は、DLPC3470が28.85米ドル、DLPC3478とDLPC3479が30.50米ドルとなっている。

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