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抵抗温度係数に優れた長辺厚膜チップ抵抗器:ローム LTR50低抵抗シリーズ
ロームは、抵抗温度係数に優れた、高電力2Wの長辺厚膜チップ抵抗器「LTR50低抵抗」シリーズを発表した。抵抗体素子構造の最適化により、優れた抵抗温度係数を達成。温度変化による抵抗値変動が低減されることから、高精度に電流を検出する。
ロームは2018年9月、抵抗温度係数に優れた、高電力2Wの長辺厚膜チップ抵抗器「LTR50低抵抗」シリーズを発表した。既に量産を開始している。
同シリーズは、10m〜910mΩと低抵抗で、民生機器の電流検出用途に適している。抵抗体素子構造を最適化し、優れた抵抗温度係数を達成した。100mΩでの抵抗温度係数が±100ppm/℃と、安定した抵抗値で使用できる。
温度変化による抵抗値変動が低減されることから、高精度に電流を検出。エアコンの室外機や省エネ白物家電をはじめ、幅広いアプリケーションの信頼性を高める。
従来の短辺電極タイプの4倍となる2Wの定格電力
また、2.5×5.0×0.55mmの2550サイズと小型ながら、抵抗体材料の見直しにより、従来の短辺電極タイプと比較して定格電力が4倍の2Wに。このため、アプリケーションの大電力化および省スペース化が可能になる。車載用部品の標準規格AEC-Q200にも対応している。
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