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車載カメラ用4チャンネルパワーマネジメントICマキシム MAX20049

Maxim Integrated Productsは、4つの電源を内蔵した、車載カメラモジュール用の超小型4チャンネルパワーマネジメントIC「MAX20049」を発表した。2つの低ドロップアウトレギュレーターを内蔵している。

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 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2019年3月、4つの電源を内蔵した車載カメラモジュール用の超小型4チャンネルパワーマネジメントIC「MAX20049」を発表した。


パワーマネジメントIC「MAX20049」の利用イメージ

2つのLDOを内蔵したデュアルステップダウンコンバーターIC

 MAX20049は、3×3mmのQFNパッケージに、2つの低ドロップアウトレギュレーター(LDO)を内蔵した、デュアルステップダウンコンバーターICだ。2つのステップダウンコンバーターは固定周波数PWM動作用に設計され、入力電圧はMAX20049が5〜17V、MAX20049Cが4〜17Vだ。

 出力電圧は出荷時設定済みで、3.3V、3.0V、2.9V、2.8V、2.7V。第2の電源はシリアライザーおよび、メモリ用の1.8V、1.2V、1.1V、1.0V以下のレールに対応する。

 過電圧保護、低電圧ロックアウト、外部パワーグッド信号、サイクル単位の電流制限、自動リカバリーを備えたサーマルシャットダウンなどの保護機能を搭載。各バックコンバーターは互いに180度逆位相で動作し、入力電流リップルを最小限に抑える。

 全負荷時のシステム効率は74%で、スペクトラム拡散および2.2MHzのスイッチング周波数によって、電磁干渉を緩和し、CISPR低ノイズ仕様に適合している。

 AEC-Q100認定で自動車用温度範囲に対応しており、カメラモジュールやPoL(Point of Load)などの用途を見込む。

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