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高電流対応、低挿入力の電線対基板コネクターモレックス Micro-Fit+コネクターシステム

日本モレックスは、12.5Aの高電流に対応する3.00mmピッチ電線対基板コネクター「Micro-Fit+コネクターシステム」を発表した。従来品より挿入力を約40%低減し、スムーズな嵌合(かんごう)が可能だ。

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 日本モレックスは2019年7月、12.5Aの高電流に対応する3.00mmピッチ電線対基板コネクター「Micro-Fit+コネクターシステム」を発表した。従来品より挿入力を約40%低減し、スムーズな嵌合(かんごう)が可能だ。


電線対基板コネクター「Micro-Fit+コネクターシステム」

インタフェース各側面の接点に完全絶縁型端子を採用

 インタフェース各側面の接点に、完全絶縁型端子を採用。アーク放電や嵌合時の端子損傷を防止し、小型パッケージで高電流が求められる製品用途に適する。

 端子が正しい位置に設置されない限り、閉じられないターミナル位置固定機構も採用。端子の確実な位置決めができ、端子の抜け落ちを防止する。完全分極ハウジングにより、既存のヘッダやプラグに対応した適切な嵌合方向が保証され、独自のキーイング設計により、誤嵌合を防止できる。

 また、V-0難燃性およびグローワイヤ対応の樹脂を用いることで、電気要件に関する欧州規格に適合。製品は、2〜24極を用意した。

 同システムは、白物家電やゲーム機、プリンタなどの民生品用途、ルーターやスイッチ、サーバなどのテレコム、ネットワーキング用途、診断装置や患者モニタリング機器などの医療機器用途、太陽電池などの再生エネルギー用途のほか、ワイヤハーネスや車載デバイスなどの自動車用途といった、幅広い分野に活用できる。

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