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ユニバーサルカウンターの構造や仕様の見方ユニバーサルカウンターの基礎知識(2)(4/8 ページ)

ユニバーサルカウンターについて解説する第2回。今回は、「ユニバーサルカウンターの構造」「ユニバーサルカウンターの仕様の見方」について説明する。

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ユニバーサルカウンターの仕様の見方

 ユニバーサルカウンターにはさまざまな仕様項目がある。ここでは主な仕様項目について説明する。

カップリング

 A入力およびB入力にはカップリングをDCとACに切り替える機能がある。

 DC電圧成分を持った信号の周波数などを測定する際には、ACカップリングを選択すると測定は安定になる。


図9:DCカップリングとACカップリング

周波数帯域

 カウンターが測定可能な周波数帯域が示される。入力をACカップリングして測定する場合は、測定可能な下限周波数があるため確認する必要がある。

トリガーレベル

 波形の周波数などの時間を測定する際に基準点を決めるのがトリガーレベルである。トリガー検出回路はヒステリシス特性を持ったシュミット回路となっているため、信号の波形品位が悪い時は正しい測定ができない場合がある。アッテネータの設定を変えることによって正しい測定ができることがある。


図10:アッテネータの設定によるノイズの除去

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