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LEDの特性(4)輝度補正やRCDドライバを使用した回路案DC-DCコンバーター活用講座(39)(2/5 ページ)

前回に引き続きLEDの特性に関して説明していきます。今回は、輝度補正およびRCDドライバを使用した回路案に関して解説します。

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RCDドライバを使用した回路案


図5:0〜4.5V調光制御(0=0%、4.5V=100%)

動作原理

 レールツーレールオペアンプは、反転アンプとして設定されています。非反転入力は、120kと100kの抵抗分圧器チェーンによって2.25Vの「仮想グランド」電圧に保持されます。入力電圧が0Vの場合は、反転入力電圧も2.25Vにするために、オペアンプ電圧を4.5Vにする必要があります。入力電圧が10Vの場合は、1k2と1k0の入力分圧器が、アンプにかかる入力電圧を4.5Vに下げます。オペアンプへの入力は、出力電圧が0Vの場合のみバランスします。

 この回路に多少の変更を加えれば、1〜10Vの制御電圧を得ることができます。


図6:1〜10V調光制御(1=0%、10V=100%)

動作原理

 レールツーレールオペアンプは、反転アンプとして設定されています。非反転入力は、100kの抵抗分圧器チェーンによって2.5Vの「仮想グランド」電圧に保持されます。入力電圧が1Vの場合は、1k0の入力分圧器が、アンプにかかる入力電圧を0.5Vに下げます。オペアンプへの入力は、出力電圧が4.5Vの場合のみバランスします。入力電圧が10Vの場合は、入力分圧器が、アンプにかかる入力電圧を5Vに下げます。オペアンプへの入力は、出力電圧が0Vの場合のみバランスします。


図7:簡単なポテンショメーター調光器

動作原理

 入力電圧が安定化されていない場合(例えばバッテリーの場合)は、調光入力電圧を安定化する必要があります。この場合に必要なのは簡単なツェナーダイオードだけですが、極めて正確な調光制御が求められる場合は、5Vレギュレーターを使用することもできます。


図8:高精度のポテンショメーター調光器

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