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プッシュイン端子台基板用コネクターオムロン XW4M、XW4N

オムロンは、3.5mmピッチのプッシュイン端子台基板用コネクター「XW4M」「XW4N」を発表した。独自の2枚ばね構造を採用しており、コネクター嵌合(かんごう)時の接触信頼性とコネクター挿抜力の低減を両立した。

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 オムロンは2021年2月、3.5mmピッチのプッシュイン端子台基板用コネクター「XW4M」「XW4N」を発表した。既に国内販売を開始しており、同年3月に海外でも展開する予定だ。

 両製品とも独自の2枚ばね構造を採用していて、コネクター嵌合時の接触信頼性とコネクター挿抜力の低減を両立した。プッシュイン方式により工具が不要で、稼働後や輸送後の増し締めも不要になっている。

片手で抜き挿し可能


プッシュイン端子台基板用コネクター「XW4M」「XW4N」

 脱着レバーをコネクターの持ち手方向に備え、片手で容易にコネクターを抜き挿しできる。また、ドライバを固定するリリースホールを設けたことで、両手でのケーブルの配線操作やケーブルを結線した状態での導通確認が可能になった。

 XW4MはプラグL形端子またはプラグストレート端子タイプで、XW4Nはソケットタイプ。プラグL形端子は1列タイプの極数が2〜7(2列タイプは4〜14)、プラグストレート端子は1列タイプが8〜13(2列タイプは16〜26)、ソケットは1列タイプが14〜20(2列タイプは28〜40)だ。

 いずれもUL/IEC定格電流が8A、UL定格電圧がUG:D 300V、IEC定格電圧がIII/3 160Vで、使用周囲温度は−40〜+100℃(結露、氷結時を除く)。なお、XW4Nは、コネクター配線時に必要となるピン番号のマーキングを標準装備している。

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