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Appleの紛失防止タグ「AirTag」を分解:バラしてみよう!気になるテック製品(1/3 ページ)
ちょうど1年前の2021年4月、業界内で長らくうわさされていたAppleの紛失防止タグ「AirTag」が正式に発表された。筆者は今回、このAirTagを分解、精査した。
ちょうど1年前の2021年4月、業界内で長らくうわさされていたAppleの紛失防止タグ「AirTag」が正式に発表された。筆者は2021年11月に、この製品とコンセプトが似ている競合品(Tileの製品。そのうちTile Mateについて同年6月に分解記事を掲載した)と共に、年末のショッピングの候補として推薦していた。
競合品のTile Mateを分解したのだから、当然、このAirTagも分解、精査していく。
まずは開封し、裏蓋を外すところから
今回分解するのは、最近筆者がセールで購入した4個セットのうちの1つだ。
下図は、今回の分解対象(直径31.9mm、高さ8mm、重さ11g)のアップ画像だ。サイズ比較用に直径19.1mmのペニー硬貨を添えている。
半透明の保護フィルムを剥がし、電池接続のためのタブを引き抜くと、AirTagはセットアップの準備が完了したことを伝える音を出す。
親指で裏蓋を押しながら反時計回りに回転させると裏蓋が外れ、交換可能な標準CR2032バッテリーが顔を出す。
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