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デジタルマルチメーターが届いたら最初にすること初めて使うデジタルマルチメーター(1)(2/5 ページ)

長い測定器の歴史の中で、デジタル化が最初にされたのは周波数カウンターとデジタル電圧計である。デジタル電圧計は、電圧以外の測定もできるデジタルマルチメーターと進化して広く使われている。今回はキーサイト・テクノロジーの協力を得て、最新のベンチトップ型の6.5桁デジタルマルチメーターの基礎的な使い方について解説する。

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パネルに書かれた警告表示

 デジタルマルチメーターの測定対象には感電すると危険な電圧が含まれているので、利用者が安全に測定するための警告表示がパネルに書かれている。記載された利用の範囲を守って使うことが利用者に求められる。


図5:パネルに書かれた警告表示[クリックで拡大]

テストリード

 デジタルマルチメーターを購入すると、本体とテストリードが同梱されてくる。テストリードはデジタルマルチメーターの入力端子と測定対象を接続するためのケーブルで、先端は測定対象の種類によって交換可能となっている。そのため本体に添付される小物は多くなる。


図6:デジタルマルチメーター34461Aに同梱されているテストリードセット

 デジタルマルチメーターの出荷時にはテストリードセットは袋詰めされているが、利用者は小物を紛失しないように管理することが必要となる。デジタルマルチメーターには下記のような別売りのアクセサリーポーチがあり、アクセサリーポーチをデジタルマルチメーターに取り付けて、電源ケーブルやテストリードなどの紛失を防げる。


図7:デジタルマルチメーターに取り付けられるアクセサリーポーチ 34162A(キーサイト・テクノロジー)

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