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CoaXPressに対応した画像入力ボードファースト FVC10b

ファーストは、高速インタフェース規格「CoaXPress」に対応した画像入力ボード「FVC10b」を開発した。1レーン最大6.25Gビット/秒、4レーン接続で最大25Gビット/秒の画像伝送が可能だ。

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 ファーストは2022年12月、高速インタフェース規格「CoaXPress」に対応した画像入力ボード「FVC10b」を開発したと発表した。既に受注を開始しており、価格はボード単体で29万8000円(税別)。高解像度のカラーラインスキャンカメラやエリアカメラを用いるシーンに適する。

画像入力ボード「FVC10b」
画像入力ボード「FVC10b」 出所:ファースト

同軸ケーブル1本で伝送可能

 同製品は、1レーン最大6.25Gビット/秒、4レーン接続で最大25Gビット/秒の画像伝送に対応する。同軸ケーブル1本で画像や制御信号、電源の伝送ができ、画像バッファ向けに1GバイトのSDRAMを標準で備えた。GenICam互換のカメラ制御が可能で、PoCXP(Power over CoaXPress)に対応したカメラへの電源供給にも対応している。

 エンコーダー入力による制御にも対応。ケーブル長は、CXP1が120m、CXP3が60m、CXP6が30mとなる。サイズは167.65×111.15mm(コネクターなどの突起物を除く)、重量は180g。消費電流は+5V時が約0.1A、+12V時が約2.0A。システムパスはPCI Express Gen3を4基備えた。

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