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30Aクラスの小型車載電装用リレー、富士通FUJITSU Component Relay FTR-G3

富士通コンポーネントは、30Aクラスの車載電装用リレー「FUJITSU Component Relay FTR-G3」シリーズを発表した。6.6×13.7×14.0mmと小型で、+125℃までの高温環境下で使用できる。

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 富士通コンポーネントは2023年4月、30Aクラスの車載電装用リレー「FUJITSU Component Relay FTR-G3」シリーズを開発し、同月末より量産を開始した。価格はオープンで、同年5月より販売する。

車載電装用リレー「FUJITSU Component Relay FTR-G3」シリーズ
車載電装用リレー「FUJITSU Component Relay FTR-G3」シリーズ 出所:富士通コンポーネント

 サイズは6.6×13.7×14.0mmと小型で、高密度実装に対応する。同社によると、30Aクラスでは同年3月時点で世界最小だという。重量は約4.0g。30Aヒューズに対応し、パワーウィンドウやパワーシート、ドアロック、ステアリングロック、サンルーフ、ワイパーなどの制御に適する。

フローやスルーホールリフロー実装に対応

 フローやスルーホールリフロー実装に対応し、スルーホールリフロー対応品として、プラスチックシール形とフラックスフリー形の2種を用意する。プラスチックシール形は、自動洗浄工程に対応可能で、粉塵や排気ガスに強い。フラックスフリー形は、リレー内部の空気を逃す孔が開いていて、大型部品と同時にリフローを実施する場合に適している。

 使用周囲温度は−40〜+125℃。最大通電電流は40.5A(30分間)、最大投入電流は35A 16VDC、コイル定格電圧は12VDC、コイル定格消費電力は約640mWとなっている。

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