Matter over Thread対応の無線モジュール、Quectel:Silicon Labsのチップ搭載
Quectelは、Matter over Threadに対応したスマートホーム向け無線モジュールを発表した。ドアロックやセンサー、照明といった機器のシームレスな相互運用性を可能にする。
Quectelが提供するMatter over Threadモジュール群の第1弾となる「KGM133S」は、ドアロックやセンサー、照明といったスマートホーム機器のシームレスな相互運用性を可能にする。Silicon Labsの無線チップ「EFR32MG24」を搭載し、Matter 1.4を用いることで、Apple Home、Google Home、Amazon Alexa、Samsung SmartThingsなど複数のエコシステムにまたがる機器接続を実現する。Thread 1.4をサポートしていて、IPv6アドレッシングとの互換性も確保している。
KGM133Sは、最大78MHzで動作するArm Cortex-M33プロセッサを備え、256KBのSRAMと最大3.5MBのフラッシュメモリを搭載する。受信感度は−105dBを上回り、最大送信出力は19.5dBmで、信頼性の高い信号伝送を可能にする。Matter over Threadに加えて、Zigbee 3.0およびBluetooth LE 6.0の接続にも対応している。
KGM133Sには、コンパクト設計と薄型端末設計の双方に対応する2種類のLGAパッケージオプションが用意されている。1つ目のオプション(12.5×13.2×2.2mm)は第4世代のIPEXアンテナまたはピンアンテナを備え、2つ目のオプション(12.5×16.6×2.2mm)は基板実装型PCBアンテナを内蔵している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ビデオインターフェース最前線
地上放送などに代表されるコンテンツのデジタル化に伴い、ビデオインターフェースのデジタル化が進んでいる。このデジタルビデオインターフェースのデファクトスタンダードを狙い、HDMI、DisplayPortなどの規格が争っている。これらの規格の特徴とそれぞれが抱える課題をまとめることで、次期ビデオインターフェースでいずれの規格が主導権を握るのか占ってみたい。
フラッシュメモリ容量が従来比2倍の近距離無線向けワイヤレスSoC
STマイクロエレクトロニクスは、近距離無線向けワイヤレスSoC(System on Chip)「STM32WBA6」シリーズを発表した。前世代品と比較して、最大2倍のフラッシュメモリやRAMを搭載している。
消費電流を最大50%削減、ノルディック製SoCを搭載したBLEモジュール
ユーブロックスは、Bluetooth LEモジュールのポートフォリオに「ALMA-B1」「NORA-B2」の2種を加した。ノルディックセミコンダクターのSoC「nRF54」シリーズを搭載している。
電子機器の競争力を高めるセンサー技術
スマートフォンやタブレット端末に代表される最新の電子機器には、さまざまなセンサーが搭載されている。電子機器の競争力を高めるには、これらのセンサーから得た信号を有効活用した機能を搭載する必要がある。本稿では、タッチパネルや温度センサー、撮像素子、加速度センサーを取り上げ、各センサーの基本原理と、それらが出力した信号処理用のICについて解説する。
対象分野はさまざま、機能充実の計測器が出そろう
「TECHNO-FRONTIER 2012(テクノフロンティア2012)」では、再生可能エネルギー関連の機器開発に役立つ計測機器、ノイズ対策向け、電気化学分野向けなど、幅広い分野を対象にさまざまな製品が紹介された。機器そのものの性能を向上していることはもちろん、機器に搭載する機能や、提供するサービスについても充実を図ったものが多かった。
つながる時代のセキュリティ、チップと組み込みOSの連携で守る
もはや携帯電話機やPCだけではない。あらゆる組み込み機器がネットワークにつながる時代である。そうした機器をクラッカーの脅威から守り、データ保護を実装するには、半導体チップ上にハードウェアとソフトウェアの両方の形態で搭載された信用基盤を活用する必要がある。ただし、実際のセキュリティ設計には、制約条件や技術的な選択肢が数多く待ち受けている。
