MEMSスイッチ搭載の車載Ethernet向け欠陥生成ユニット、Pickering:MultiGBASE-T1リンクの一般的故障を再現
Pickering Interfacesは、MEMSスイッチを採用した車載Ethernet向け欠陥生成ユニットを発表した。MultiGBASE-T1リンクの一般的な故障を再現し、最大10GbpsでのHILシミュレーションによる設計検証を可能にする。
MEMSスイッチを搭載したPickeringの2種類の欠陥生成ユニット(FIU)は、MultiGBASE-T1通信リンクで発生しやすい一般的な故障をシミュレートする。単一スロットの40-205(PXI)および42-205(PXIe)モジュールは、車載ハードウェアインザループ(HIL)シミュレーションを対象としていて、先進運転支援システム(ADAS)コントローラーなどのネットワーク部品について、最大10Gビット/秒(bps)のデータレートで設計検証を可能にする。
PXIおよびPXIeの両モジュールは、インピーダンス整合された2線式信号経路を4チャネルまたは8チャネル備え、従来の10BASE-T1から車載Ethernet規格の10GBASE-T1までの通信プロトコルをサポートする。これらのFIUは、オープン回路や短絡などを含むさまざまな接続障害下で、コントローラーが安全かつ一貫して動作することを検証するのに役立つ。
MEMS技術を活用することで、信号チャネルは低い挿入損失とVSWRを実現し、6GHzを超える周波数帯域でも安定したRF性能を発揮する。50マイクロ秒の高速スイッチングにより試験スループットが向上し、30億サイクルという動作寿命によって高い耐久性を確保している。各チャネルは線間で最大0.5Aおよび100Vに対応し、1.6Aのフォールトバスによって複数チャネルで同一の故障条件を共有できる。
8チャネル構成の40-205(PXI)および42-205(PXIe)FIUモジュールの価格は、それぞれ1万995米ドルだ。
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