ニュース
新開発LOFIC採用 ソニーの4K CMOSイメージセンサー:セキュリティカメラ向け
ソニーセミコンダクタソリューションズは、1.45μmのLOFIC画素を採用した4K CMOSイメージセンサー「IMX908」をセキュリティカメラ向けに商品化する。
ソニーセミコンダクタソリューションズは2026年3月、1.45μmのLOFIC画素を採用した4K CMOSイメージセンサー「IMX908」をセキュリティカメラ向けに商品化すると発表した。同月末にサンプル出荷を開始した。
同製品は1/2.8型で、有効約840万画素の4K解像度に対応可能。同社が新たに開発したLOFIC画素技術「STARVIS 3」を採用していて、飽和電荷量が同社従来品と比べて約20倍に拡大したという。低照度性能を約27%改善し、1回の露光で4K解像度と96dB(Clear HDR3)のダイナミックレンジを両立した。
単一露光でアーティファクトを抑制
単一露光方式を採用していて、複数画像の合成処理が不要。動体撮影時に発生しやすい輪郭のずれや色ずれといったアーティファクトを抑えられる。AIによる画像認識の精度向上にも寄与する設計だ。
フレームレートは90フレーム/秒(10ビット)または60フレーム/秒(12ビット)に対応。MIPI D-PHYインタフェースを備えた。パッケージは12.0×9.3mmのセラミックLGAを採用している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
いまさら聞けないジャイロセンサー入門
スマートフォン、デジタルカメラ、カーナビなどに必ずといっていいほど搭載されるジャイロセンサー(角速度センサー)。ジャイロセンサーが角速度を検知する仕組みや応用例を紹介する。
センサー信号パスの“イロハ”
センサーが出力するアナログ信号を機器内のプロセッサで扱うには、その前段においてデジタル信号に変換しておくことが必要である。本稿では、主にアナログ回路を扱ったことのないシステム設計者向けに、センサーシステムに必要なアナログ信号パスの基礎知識について解説する。その上で、アナログ信号パスを構成する、アンプ、フィルタ、A-Dコンバータを選択する上でのポイントを紹介する。
LEDを光センサーとして使い、照明強度を計測
LEDは表示用や照明用といった一般的な用途だけでなく、光起電力型の検知器(光センサー)としても使用可能である。今回は、LEDを光センサーとして使用する回路図を紹介する。
水平8K、約1641万画素のCMOSイメージセンサー
ソニーセミコンダクタソリューションズは、水平8Kワイドアスペクト比のグローバルシャッター方式CMOSイメージセンサー「IMX901」を商品化する。約1641万画素の有効画素数を有し、産業用途など向けにCマウントレンズをサポートしている。
低照度でも高感度撮影が可能なCMOSイメージセンサー、STマイクロ
STマイクロエレクトロニクスは、FAやセキュリティ、カメラ用途向けのCMOSイメージセンサーを発表した。いずれも500万画素で、2.25μmの画素技術や3D-IC構造を採用している。




