ニュース
3225サイズで「業界トップクラス容量」車載MLCC、太陽誘電:静電容量220μF
太陽誘電は、3225サイズの車載向けMLCC「MAASA32MAD7227MP1D71」を商品化した。静電容量が220μFで、同社従来品と比べて2倍以上に達している。
太陽誘電は2026年5月、3225サイズの車載向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)「MAASA32MAD7227MP1D71」を商品化した。同月から群馬県の玉村工場で量産を開始している。
同製品は静電容量が220μFで、同社従来品「MAASP32MAD7107MPCA01」と比べて2倍以上になっている。同社は「自動車向け3225サイズMLCCとして業界トップクラスの大容量」だとしている。
エンジン電子制御ユニット(ECU)などの制御系、アンチロックブレーキシステム(ABS)などの安全系、先進運転支援システム(ADAS)を含むボディー系、インストルメントクラスタなどの情報系における出力平滑やデカップリングでの用途を想定している。
AEC-Q200に準拠
サイズは3.2×2.5×2.8mm(高さは最大値)で、定格電圧は4V。−55〜+125℃の温度範囲で使用できる。静電容量許容差は±20%。車載向け電子部品規格「AEC-Q200」に準拠している。
近年の自動車では、ADASの普及やソフトウェア定義型車両(SDV)の進展により電子制御の高度化が進んでいる。ICの処理能力の向上に伴い、電源回路に用いるMLCCには高い信頼性と大容量の両立が求められている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
DCDCコンバーターの信頼性(4)コンデンサーの信頼性
前回に引き続き、DC-DCコンバーターの信頼性に関して説明していきます。今回は、DCDCコンバーターに使用される、積層セラミックコンデンサー(MLCC)やタンタルまたは電解コンデンサーの信頼性について解説します。
電源ICで構成する電源回路、設計のポイントは?
マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、初心〜中級者の方からよく質問される「電源ICで構成する電源回路」についてです。連載第15回の「マイコン周辺部品の選び方――電源編」の続編です。
DC-DCコンバーターの突入電流と負荷の制限
今回は、DC-DCコンバーターの突入電流と負荷の制限について解説します。
実装面積4割低減 ウェアラブル用パワーインダクター
太陽誘電は、積層メタル系パワーインダクター「MCOIL LSCN」シリーズを拡充し、4サイズ9アイテムの量産を開始した。ウェアラブル機器、スマートフォンの電源回路用チョークコイルに適する。
従来比49%小型化した車載向けパワーインダクター、太陽誘電
太陽誘電は、車載用信頼性試験規格「AEC-Q200」に対応した積層メタル系パワーインダクター「LACN」シリーズに1608サイズを追加した。従来の2012サイズ品から約49%小型化している。