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650V耐圧で導通損失1.55V、ロームの第4世代IGBT:車載や産業機器向け
ロームは、車載向け電動コンプレッサーやHVヒーター、産業機器向けインバーターなどに適した、650V耐圧の第4世代IGBTを開発した。導通損失を1.55Vに抑えている。
ロームは2026年6月、650V耐圧の第4世代IGBTを開発したと発表した。車載向け電動コンプレッサーや高電圧(HV)ヒーター、産業機器向けインバーターなどに適する。サンプル価格は1個1300円(税別)で、同年5月に月産100万個体制で量産を開始した。
導通損失1.55Vを達成
プロセスと外周構造を含めたデバイス構造を改善し、電流密度を高めながら導通損失とスイッチング損失を低減している。導通損失は1.55Vで、同社発表によると車載対応の650Vクラス品では業界トップクラスだという。
低損失化とトレードオフになりやすい短絡耐量についても、接合温度25℃時で7マイクロ秒を確保した。これにより、アプリケーションの高効率化や信頼性向上に寄与する。車載電子部品規格「AEC-Q101」にも準拠した。
TO-247Nパッケージの「RGAxxTS65HR」「RGAxxTS65EHR」12機種と、ベアチップの「SG83xxWN」10機種を用意。TO-247-4Lパッケージの「RGAxxTR65HR」「RGAxxTR65EHR」12機種も開発中だ。今後は同パッケージでの機種拡充に加え、TO-263Lや上面放熱パッケージを採用した表面実装型IGBTの開発も進める。
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