専用ICなしで高精度バッテリー測定 PMIC向け管理システム:バッテリー劣化後も精度を維持
ノルディックセミコンダクターは、同社のPMIC「nPM1300」「nPM1304」向けのバッテリー管理ソリューション「Nordic Fuel Gauge v2.0」の提供を開始した。
ノルディックセミコンダクターは2026年7月、同社のパワーマネジメントIC(PMIC)「nPM1300」「nPM1304」向けのバッテリー管理ソリューション「Nordic Fuel Gauge v2.0」の提供を開始した。
同ソリューションは、旧バージョン(1.0)をベースに適応型(アダプティブ)モデルを採用したもの。初期のバッテリープロファイルと実使用時の挙動を継続的に比較することで、充放電サイクルに応じたバッテリー健全性(SoH)を推定。長期的な劣化傾向を把握できる。
バッテリーの経年劣化が進行した後も、測定精度の維持が可能。交換式バッテリーパックを搭載した機器では、各バッテリーパックのSoHを個別に管理できる。
専用のFuel Gauge ICが不要
同ソリューションでは、専用のFuel Gauge ICは不要になる。nPM1300またはnPM1304に内蔵した電圧、温度、電流の測定機能と、ホストプロセッサ上で動作するアルゴリズムを組み合わせることで、専用ICと同レベルの測定精度が可能になった。部品表(BOM)やシステムコストを低減するほか、スリープ時の消費電力ゼロに寄与する。
同社製以外のホストマイクロコンピュータ(MCU)やワイヤレスSoC(System on Chip)でも動作できる。クラウドサービス「nRF Cloud powered by Memfault」とも連携可能だ。同サービスは、デバイスからSoHや充電状態、各種バッテリー性能指標を自動的に収集し、ダッシュボードでフリート全体のバッテリー状態を一元管理するものだ。
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