ニュース
産業向けデジタルアイソレーターに新構成、東芝D&S:独自方式、技術採用モデル
東芝デバイス&ストレージは、産業機器向け4チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL34xx0B」シリーズのラインアップを拡充した。順方向4チャンネル品、逆方向2チャンネル品を追加している。
東芝デバイス&ストレージは2026年7月、産業機器向け4チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL34xx0B」シリーズのラインアップを拡充した。順方向4チャンネル・逆方向0チャンネル構成の「DCL340L0B」「DCL340H0B」、順方向2チャンネル・逆方向2チャンネル構成の「DCL342L0B」「DCL342H0B」を追加している。
DCL34xx0Bシリーズは、同社独自の磁気結合型絶縁伝送方式や新規回路技術を採用。データ伝送速度は最大25Mビット/秒、1チャンネル当たりの動作消費電流は0.2mA(typ.)だ。絶縁耐圧は最小3000Vrmsで、動作温度範囲は−40〜+125℃。電源電圧は2.25〜5.5Vに対応する。
用途に応じたチャンネル構成を用意
同社はすでに、順方向3チャンネル、逆方向1チャンネル構成の「DCL341L0B」「DCL341H0B」を量産している。今回のラインアップ拡充により、多チャンネル構成が必要なI/Oインタフェースなどで用途に応じた製品の選択が可能になる。パッケージはSSOP16を採用した。
同社は主な用途として、プログラマブルロジックコントローラー(PLC)やI/Oインタフェース、センサー、アクチュエーター、モーター制御、スイッチング電源、インバーターなどを想定する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「アイソレータ」を活用せよ!
絶縁技術を利用することで、機器の安全性を保証したり、ノイズを低減したりすることが可能になる。絶縁を実現するにはアイソレータを適切に選択しなければならないが、それには各種アイソレータがそれぞれどのような手法で実現されているのか、その特性はどのくらいのものなのかといったことを理解しておく必要がある。
完全統合型の信号/電源アイソレーターを用いた低放射の実現
絶縁を行うと、コモンノード電流の大きなリターンループが生じ、絶縁システムで放射が起きる。今回の記事では、完全統合型の信号/電源絶縁ソリュ−ションを使用して放射を小さくする方法について説明する。
高速、高電圧絶縁のための絶縁LVDSバッファ
絶縁と長い距離にわたる高速相互接続を両立する場合、絶縁LVDS(低電圧差動信号)バッファが有効です。そこで、絶縁LVDSバッファの活用例を紹介するとともに、昨今の絶縁要件などを考察し、最新の絶縁LVDSバッファソリューション例を紹介します。
125℃対応の4チャンネルアイソレーター、東芝D&S
東芝デバイス&ストレージは、最大動作温度125℃に対応した、産業用機器向け4チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL54xx01A」シリーズ10製品を発表した。すでに量産出荷を開始している。
独自方式で安定した信号伝送 東芝D&Sのデジタルアイソレーター
東芝デバイス&ストレージは、産業機器向けの2チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL52xx00」シリーズ4種の出荷を開始した。磁気結合型絶縁伝送方式による安定した信号伝送が特徴だ。
