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パワー半導体とは? 基礎知識や将来性を分かりやすく解説身近な製品でどう使われる?(3/4 ページ)

今回はパワー半導体の役割や使われ方、種類、将来性などを解説します。

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リョーサン菱洋ホールディングス株式会社

3_2. トランジスタ

 トランジスタは、電流や電圧を制御して、増幅やスイッチングを行う半導体デバイスです。一般的にはバイポーラトランジスタ、MOSFET、IGBTの3種類に分類され、それぞれ駆動方法や特徴に違いがあり用途に応じて使い分けられます。

各トランジスタの特徴比較
各トランジスタの特徴比較

 特徴や動作周波数、出力容量などを見て適材適所で使用することが重要です。

動作周波数と出力容量で見る、各トランジスタの適用範囲
動作周波数と出力容量で見る、各トランジスタの適用範囲
MOSFET
MOSFET

 MOSFET

 MOSFETは、ゲート(G)、ドレイン(D)、ソース(S)の3端子で構成されています。ゲートに電圧を印加する事によってドレイン - ソース間の電流を制御する、電圧駆動型の半導体デバイスです。




IGBT
IGBT

 IGBT

 IGBTは入力部がMOSで出力部がバイポーラと、MOSFETとバイポーラトランジスタの良いとこどりをしたパワー半導体で、ゲート(G)、コレクタ(C)、エミッタ(E)の3端子で構成されています。ゲートに電圧を印加する事によってコレクタ - エミッタ間の電流を制御する、電圧駆動型の半導体デバイスです。



 三相インバーター

三相インバーター
三相インバーター

 エアコンのブロック図では、エアコンから風を出すためのファンモーターの制御に三相インバーターを使用しています。

 三相インバーターとは、直流電源(DC)を三相交流電源(AC)に変換する電力変換回路です。この回路では主にMOSFETやIGBTをスイッチング素子として使用しています。三相それぞれで上側・下側のトランジスタをパルス幅変調(PWM)制御することにより効率的に電力を変換し、モーター制御や電力供給などの多様な用途で使用しています。

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