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Automotive Electronics解説記事コーナー

Feature

現在、欧州の市場を中心に、従来よりも高速なネットワーク技術を用いる車載情報機器の開発が進められている。数年前までMbpsのレベルであったネットワーク通信速度は、現在では1Gbpsを優に超えるようになってきている。本稿では、まず車載情報機器のネットワーク技術にGbpsクラスの通信速度が必要になっている背景を説明する。その上で、高速の通信速度に対応する車載通信用ICの動向についてまとめる。(本誌編集部 取材班)

(2011年7月1日)
普及の鍵は、ミリ波レーダーの低価格化:

自動車の予防安全システムに用いられているセンサーのうち、事故回避に最も役立つものがミリ波レーダーである。この車載ミリ波レーダーについては、現在、大衆車にも広く搭載できるように低価格化を図るべく開発が進んでいる。本稿ではまず、車載ミリ波レーダーの特性や、使用されている周波数帯域に関する各国/地域の法規制について説明する。その上で、大手ティア1サプライヤや送受信ICを開発する半導体メーカーによる低価格化に向けた取り組みを紹介する。

(2011年4月1日)

ハイブリッド車や電気自動車など、電動システムを搭載する自動車の市場拡大に合わせて、新たな車載リチウムイオン電池の開発が加速している。本稿ではまず、車載リチウムイオン電池の開発/供給に関する業界動向をまとめる。その上で、国内電機メーカーが車載リチウムイオン電池の性能向上のために行っている取り組みを紹介する。

(2011年1月1日)

Top Interview

Bernd Gessner氏 austriamicrosystems社 上級副社長:

オーストリアのアナログICメーカーであるaustriamicrosystems社は、車載ICを成長分野に位置付けている。2010年後半には、日本市場における事業展開を強化する方針を打ち出した。同社上級副社長で車載事業部のジェネラル・マネジャーを務めるBernd Gessner氏に、車載ICの事業戦略について聞いた。(聞き手/本文構成:朴 尚洙)

(2011年7月1日)
姉川 尚史氏 CHAdeMO協議会 事務局 代表/東京電力 電気自動車担当部長:

電気自動車の普及には、充電インフラの普及が欠かせない。CHAdeMO協議会は、2010年3月に、電気自動車用の急速充電器を普及させることを目的として設立された組織である。同事務局代表の姉川 尚史氏に、設立から1年間の成果と、今後の方針について語ってもらった。 (聞き手/本文構成:朴 尚洙)

(2011年4月1日)
紙屋 雄史氏 早稲田大学 理工学術院 環境・エネルギー研究科教授:

早稲田大学の環境・エネルギー研究科では、電動バスの実用化を主な目標として電動車両に関する研究を行っている。同研究科教授の紙屋雄史氏に、2010年10月から走行実験を開始した電動バス「WEB-3」を中心として、研究の状況を語ってもらった。

(2011年1月1日)

Exhibition Report

第3回カーエレ展/第2回EV・HEV展:

『第3回国際カーエレクトロニクス技術展』と『第2回EV・HEV駆動システム技術展』が、2011年 1月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催された。注目を集めるEV/HEV関連では、電動システムの展示だけでなく、EV用充電器の新製品も数多く見られた。

(2011年4月1日)

Global Automotive Trends

 バイクの運転中、事故に遭遇し、ハンドルを飛び越えて身体が前方に投げ出される。アスファルトの路面やコンクリートの縁石、あるいは走行中の自動車などに叩きつけられ、大きな衝撃のなすがままに……バイクのライダーにとって、このような光景を想像するのは非常に恐ろしいことである。しかし、このような恐怖から解放される日も近いのかもしれない。

(2011年7月1日)
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