英文データシートを“読まずに”活用するコツ(12):
いよいよ最終回です。本連載ではこれまで、英文データシートを起点にしてお話をしてきました。つまり英語から日本語へ、という流れです。今回はそれとは逆に、「この日本語の専門用語って、英語でどのように伝えるの?」という場面で使えるテクニックを紹介します。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(11):
今回も、前回に続き、電気の世界でよく使われる英語を紹介します。実際のデータシートを引用し、頻繁に使われる英語表現をピックアップして、順番に説明していきます。荒療治かもしれませんが、“英文じんましん”を克服しましょう!!
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(10):
今回は、英文データシートを“読まずに”……という連載の主題を完全に無視していきます! やはり、英語に真正面から向き合わなければならない場面もあるのです。しかし、案ずるなかれ読者諸君。データシートでよく使われる英語の表現や句さえ覚えておけば、わざわざ翻訳ソフトや同僚・先輩に頼る必要はなくなります。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(9):
何事においても、「目的を同じくしながらも表現やプロセスが異なる」ことは少なくありません。半導体の英文データシートでも同じ。違う言葉を使っているのに、実は同じことを言っている。英語が苦手な我々を振りまわす頭痛の種です。今回は、そんな英語に惑わされないようにするためのアドバイスをお届けしたいと思います。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(8):
今回は、前回に紹介した“あえてチェンジニアになる”というお話に続いて、やはりアプリケーションノートの活用方法に焦点を当てます。そして、この技術資料から“豆”知識をいかに吸い取るかについてお話しします。そう、豆は節分で鬼を追い払うだけじゃなく、エンジニアの仕事でも武器になるんです!
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(7):
“チェンジニア”はあまりイメージの良くない言葉ですが、特に電源回路の設計では「あえてチェンジニアになりきる」のも有効な技です。アプリケーションノートに記載された参照回路から自分の仕様に近いものを探し出し、それを元に出力電圧を変えたり、電流制限用のセンス抵抗の値を調整したりして設計を完成させるという手法です。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(6):
今回は、半導体製品を短期間で評価するために欠かせない名脇役――いわば“しば漬け”的な存在である「評価キット」に注目します。評価キットにも、半導体製品と同様にデータシートが用意されていますが、評価キットならではの独特な項目もあります。英文で書かれているそれらの項目を読みこなすコツをお伝えしましょう。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(5):
今回は、「英文データシートを“読まずに”活用する」という連載のテーマを少し踏み外し、データシートの中でも特に豊富な情報が盛り込まれた――ただし英語の長文で――セクションにちょっとだけ触れてみましょう。データシートの内容は通常、ある“順番”に沿って記載されているので、必要なところをまず押さえるのがコツです。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(4):
半導体製品には、メーカーが競合他社品との差別化を狙って開発したユニークな機能が搭載されていることが少なくありません。そうした機能には、メーカーが独自の呼称を与えている場合が多く、その実体を理解するには技術資料を詳しく読み込む必要があります。英文のデータシートでそうした場面に遭遇したら、どうすればよいでしょうか?
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(3):
半導体製品の英文データシートを攻略するには、ページを埋め尽くす英語の長文に真正面から切り込むのではなく、まずは数字と回路図・ブロック図に注目して「自分の設計に使えそうか」のアタリをつけるのがうまい方法です。次は、ピン配置を示す図と、ピン機能をまとめた表をチェックして、製品への理解をさらに深めましょう。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(2):
英語の説明文が長々と展開されるデータシートを前に思考が停止してしまった……。そんなときは、映画「燃えよドラゴン」のブルース・リーの教えを思い出してください。そう、「考えるな、感じるんだ!!」。英文を読解しなくても、データシートに記載されている図を見れば、その製品の機能を“感じ取る”ことができます。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン
英文データシートを“読まずに”活用するコツ(1):
日本人の技術者にとって、英語の壁は低くありません。こんなことないですか?海外の半導体メーカーの日本語Webサイトで見つけた技術資料。PDFを開くと、全部英語。そっとファイルを閉じる……。こうした英文資料とどう付き合うか。決して英語が得意ではない筆者が、日々の業務を通して編み出した方法をお伝えします。
赤羽 一馬 , マキシム・ジャパン