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950〜1700nmに感度を持つInGaAsセンサー近赤外線カメラアバールデータ ABA-003IR

「ABA-003IR」を開発した。インタフェースは、用途に合わせてGigEとCamera Linkから選択できる。

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 アバールデータは2015年4月、ブルービジョンと共同で、950〜1700nmに感度を持つInGaAs(インジウム・ガリウム・ヒ素)センサーを使用した近赤外線カメラ「ABA-003IR」を発売した。

 ABA-003IRは、640×512画素のVGA解像度、画素サイズ20×20μm、950〜1700nmに感度を持つInGaAsセンサーを使用した短波長赤外SWIRカメラ。露光制御は1μs〜10msまで1μs単位で設定可能で、外部トリガ信号で任意に制御できる。

8/10/12/14ビットの映像出力


InGaAsセンサー近赤外線カメラ

 映像出力は、8/10/12/14ビット出力から切り替えが可能。さらに、画素欠陥補正機能の他、シェーディング補正機能、γ補正/反転/2値化/プログラマブルから選択できるルックアップテーブル機能も搭載した。

 入力電圧範囲はDC+12V±1Vで、消費電力は7W。インタフェースは、用途に合わせてGigEとCamera Linkから選択できる。


感度特性

 近赤外線は、非破壊・非接触での測定や検査が可能で、物質への吸収が小さく、安全性も高い。そのため同社では、半導体・液晶検査の他、農産物食品検査、生体科学など、新たな分野での展開も図るとしている。

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