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CXPI対応のシリアルトリガーとデコーディング:ローデ・シュワルツ R&S RTO-K76など
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、車載LANであるCXPI対応のシリアルトリガーとデコーディング「R&S RTO-K76」と「R&S RTE-K76」を発売した。デジタルオシロスコープ「R&S RTO2000」と「R&S RTE」用のオプションで、プロトコルの詳細なデコードができるという。
開発初期段階で品質の確認が可能
ローデ・シュワルツ・ジャパンは2016年10月、車載LANであるCXPIに対応したシリアルトリガーとデコーディング「R&S RTO-K76」「R&S RTE-K76」を発売した。価格は、R&S RTO-K76が30万3000円、RTE-K76が27万3000円(いずれも税別)である。
R&S RTO-K76/RTE-K76は、デジタルオシロスコープ「R&S RTO2000」と「R&S RTE」用に搭載されたオプションで、全てのプロトコルの詳細なデコードが可能だ。ユーザーは不具合部分にトリガーを設定して、異常な動作を切り分けられる。迅速にCXPIの設計検証ができるので、機器への実装時間を短縮可能。開発時にCXPIをデバッグする場合、フレームの開始、フレームID、データ値、さまざまなエラー条件でトリガーできる。
CXPIデータストリーム内の関連イベントは、オプションの検索機能とナビゲーション機能によって簡単に検出できる。デコードされた情報をオシロスコープが波形上に色分けされたダイヤグラムかテーブルに一覧として表示するため、開発の初期段階で製品の品質を簡単に確認できるという。同社は、年間の販売台数として各30台を見込む。
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