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機能安全対応の電圧検出IC、電圧降下と過電圧を監視リコー R3152Nシリーズ

リコー電子デバイスは、機能安全に対応したボルテージディテクタ「R3152N」シリーズを発表した。1つのICで0.01V単位の電圧降下と過電圧が監視することが可能。動作電圧は最大42V、最大定格は50Vで、42Vまでの高電圧な電源から動作電圧を取得できる。

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高電圧電源から動作電圧を取得

 リコー電子デバイスは2017年4月、機能安全に対応したボルテージディテクタ「R3152N」シリーズを発表した。1つのICで0.01V単位の電圧降下と過電圧を監視できる。SOT-23-6パッケージで提供され、1000個購入時のサンプル価格は200円(税別)。月産200万個を予定している。


ボルテージディテクタ「R3152N」シリーズ

 動作電圧は3〜42V、最大定格は50Vで、自動車のバッテリーや産業機器で使用される42Vまでの高電圧な電源から動作電圧を取得できる。電源端子と電圧監視の端子(SENSE端子)が分離しているため、監視する電圧の異常を安全かつ確実に検出する。

 低電圧検出は1.6〜4.8V、過電圧検出は2.0〜5.9V、検出電圧精度は±0.5%(25℃時)、ヒステリシス精度は標準1%。動作温度−40〜125℃の車載向け、同−50〜125℃の高温環境向け、同−40〜105℃の民生機器向けをそろえた。

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