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GCF認証を得たRFコンフォーマンステストケースアンリツ ME7873LA

アンリツは、IoT(モノのインターネット)向けの通信方式「Cat-M1」規格のRFコンフォーマンステストケースにおいて、GCF認証を取得した。同社の規格適合試験システム「ME7873LA」に同テストケースを搭載し、提供を開始した。

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約50%のテストケースで認証を取得

 アンリツは2017年5月、IoT(モノのインターネット)向けの通信方式「Cat-M1」規格のRFコンフォーマンステストケースにおいて、GCF(Global Certification Forum)認証を取得したことを発表した。同社の規格適合試験システム「ME7873LA」に同テストケースを搭載し、提供を開始した。

 Cat-M1は「3GPP リリース13」で定義されるLTE規格で、北米の通信会社が既にサービスを開始し、日本や欧州などでも2017年中の導入を予定している。一方で、メーカー間の相互接続性が課題となっており、GCFでは同団体が認証したテストケースでの規格適合試験の実施を求めていた。


GCF認証テストケースを搭載した規格適合試験システム「ME7873LA」

 アンリツは2017年4月のGCFミーティングにおいて、日本、北米、欧州で運用される周波数を対象にした71本のRFコンフォーマンステストケースを提出し、認証を取得。同テストケースをME7873LAに搭載し、Cat-M1機器のRF送受信特性などが3GPP規格に適合しているかを検証可能にした。

 GCFでは、Cat-M1機器の認証も実施しているが、RFコンフォーマンステストケースで80%以上の認証を取得することがその条件となっている。今回アンリツは、約50%のテストケースで認証を取得。今後もCat-M1機器の早期認証開始と普及に向け、Cat-M1コンフォーマンステストケースのGCF認証取得を進めるとしている。

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