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嵌合高さ4mmの0.5mmピッチ基板対基板コネクター京セラ 5655シリーズ

京セラは、嵌合(かんごう)高さ最低4mmと低背の0.5mmピッチ基板対基板コネクター「5655」シリーズを発表した。挟み込み2点接点の端子構造と挿抜時の破損リスクを抑制する金具形状により、高い接触信頼性と堅牢性を確保している。

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 京セラは2019年9月、嵌合(かんごう)高さ最低4mmと低背の0.5mmピッチ基板対基板コネクター「5655」シリーズを発表した。ミリ波レーダーやLiDAR、電子ミラー、カーナビ、ドライバーモニターカメラなどの車載機器、産業機器の内部基板接続に活用できる。


基板対基板コネクター「5655」シリーズ

嵌合高さ4〜7mm、極数10〜100個

 嵌合高さは4〜7mm、極数は10〜100個で、高さと極数の組み合わせにより、幅広いニーズに対応する。定格電流0.7A/pinに加え、オプションで3A/pinの高電流電源ピンも用意する。


2点接点構造

 端子には、挟み込み2点接点構造を採用。自動車の振動環境でも高い信頼性を提供する。挿抜時の破損リスクを抑制する金具形状により、高い堅牢性を確保した。


破損リスクを抑制する金具形状

 使用温度範囲は−40〜+125℃で、自動車の厳しい温度環境に対応する。2.5Gビット/秒の高速伝送規格MIPI D-PHYに準拠する。また、自動車産業に特化した品質マネジメントシステムIATF 16949に準拠した工場で製造している。

 現在サンプルを出荷中。サンプルの参考価格は、嵌合高さ4mm、50極の場合で500円/セット(税別)となる。

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