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車載規格に準拠した広帯域SPDTスイッチ新日本無線 NJG1801BKGC-A

新日本無線は、車載規格のAEC-Q100グレード1やVDAなどに準拠した、広帯域対応SPDTスイッチ「NJG1801BKGC-A」を開発した。周波数範囲は0.3〜8.5GHzで、2.4GHz帯や5GHz帯を使用するWi-Fiでも使用できる。

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 新日本無線は2021年1月、車載規格のAEC-Q100グレード1やドイツ自動車工業会(VDA)のプロセス監査VDA6.3などに準拠した、広帯域対応SPDTスイッチ「NJG1801BKGC-A」を開発した。既に量産を開始している。

周波数0.3〜8.5GHzに対応

 動作温度範囲は−40〜+125℃で、消費電流は5.0μA、切替電圧は3.0V。周波数範囲0.3〜8.5GHzにおいて、挿入損失は0.35〜0.6dB、アイソレーションは18〜28dBとなる。これにより、リモートキーレスエントリー(RKE)関連のほか、2.4GHz帯や5GHz帯を使用するWi-Fiでも使用できる。


広帯域対応SPDTスイッチ「NJG1801BKGC-A」

 パッケージは、1.6×1.6×0.78mmの0.5mmピッチESON6-GCで提供される。ウェッタブルフランクを有し、確実なはんだ実装と自動目視検査に対応する。各種車載規格に加え、PPAPドキュメントにも対応可能だ。

 RKEなど、さまざまな機能を搭載するBCM(Body Control Module)では、周辺部品が発熱するため、高温でも動作可能なデバイスが求められている。同社は、動作温度125℃に対応した新製品を開発したことで、自動車市場での需要に対応。車載向けRKEやBLE(Bluetooth Low Energy)、UWB(Ultra Wide Band)、無線LANなどの用途を見込む。

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