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定格40Vの車載向けハーフブリッジMOSFETネクスペリア BUK7V4R2-40H、BUK9V13-40H

ネクスペリアは、定格40Vの車載向けハーフブリッジMOSFET「BUK7V4R2-40H」「BUK9V13-40H」を発表した。MOSFET間を内部クリップ接続することで、寄生インダクタンスを60%低減し、基板上の配線も不要なため、実装面積を30%削減できる。

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 ネクスペリアは2021年2月、定格40Vの車載向けハーフブリッジMOSFET「BUK7V4R2-40H」「BUK9V13-40H」を発表した。車載規格AEC-Q101に準拠し、燃料ポンプやウォーターポンプ、モーター制御、DC-DC電力変換などの車載向け3相パワートレインに適している。

寄生インダクタンスを60%低減

 両製品は、ハイサイドMOSFETのソースとローサイドMOSFETのドレインを内部クリップ接続したハーフブリッジソリューション。プリント基板上で2つのMOSFETを配線してハーフブリッジを構成する場合に比べ、寄生インダクタンスを60%低減できる。また、基板上の配線を不要にしたことで、3相モーター制御トポロジーで使用する一般的なデュアルMOSFETと比べて、実装面積を30%削減できる。


車載向けハーフブリッジMOSFET「BUK7V4R2-40H」「BUK9V13-40H」

 Trench 9車載シリコンプロセス技術を採用しており、信頼性試験では車載AEC-Q101仕様の2倍の性能を示した。リード形状はガルウィングタイプで、自動光学検査(AOI)も容易だ。

 オン抵抗は、BUK7V4R2-40Hが4.2mΩ、BUK9V13-40Hが13mΩ。ドレイン電流は、BUK7V4R2-40Hが98A、BUK9V13-40Hが42Aとなっている。省スペースのLFPAK56Dパッケージで提供する。

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