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車載エアバッグ用スクイブコネクター日本航空電子工業 MX72Fシリーズ

日本航空電子工業は、グランド端子を備えた車載エアバッグ用ストレートスクイブコネクター「MX72F」シリーズの販売を開始した。コネクターの嵌合(かんごう)でアース接続できるため、作業性が高く、一度の挿入操作で確実に嵌合する。

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 日本航空電子工業は2021年9月、グランド端子を備えた車載エアバッグ用ストレートスクイブ(点火装置)コネクター「MX72F」シリーズの販売を開始した。


車載エアバッグ用ストレートスクイブコネクター「MX72F」シリーズ

 MX72Fシリーズは、コネクターの嵌合(かんごう)でアース接続できるため、インフレータ側でのアース接続が不要で、作業性が高い。欧米で普及している「AK2-Plus」規格に準拠する。

一度の挿入操作で確実に嵌合

 半嵌合防止のため、スプリングの反力を利用したセルフリジェクト構造を採用している。嵌合確認用の部品がいらず、コネクターの挿入操作が一度で済むほか、クリック感と嵌合音で確実に嵌合できる。接触部は金メッキで、3点接触による高い信頼性を提供する。

 カバーは嵌合の向きを識別可能な平面部を備えており、円筒形カラー部品のどの位置を持ってもコネクターを抜去できる。配線確認用の信号端子チェック穴、グランド端子チェック穴も設けている。複数個使用する場合の誤嵌合を防止するため、USCAR、ISO規格に準拠した2種類のキーコード(CODE IV、V)を用意している。

 極数は3極で、信号端子の接触抵抗は10mΩ以下、コネクターの挿入力は50N以下、使用温度範囲は−40〜+100℃としている。

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